午前中は借地権売買の相談から仕事開始です。司法書士の場合,価格の妥当性の判断が難しいため,価格面については不動産業者さんに確認してもらうことにしました。
その後,建物明け渡しに関する相談を受けましたが,所有者の方に成年後見人選任が必要な案件で,直ちに受任することはできませんでした。
午後は贈与登記の相談を受け,そのまま受任しました。その後,相続登記の書類を作成してから,金融機関で成年後見案件の事務処理をしました。
金融機関における後見案件の事務処理は異様に時間がかかります。今回は,私の免許証を確認しているのに,さらに「本人確認のため」に成年後見人選任審判書も見せろと言われました。審判書が本人確認書類にならないことは誰でも知っています(代理権を確認するなら別ですが)。金融機関に行くたびに,こんな理不尽な要求に付き合うことになります。