午前は,完了書類のお届け,保佐案件で被保佐人宅の訪問,保佐案件で銀行での立替金の精算処理を行いました。

午後は,新件の後見案件で,本人との面会や申立人・ケアマネージャーさんとの打合せを行いました。

夜は,司法書士会の委員会に出席しました。

先般,地目が畑の土地を売買しました。もちろん畑を宅地(自己住宅)に転用する農業委員会への届出を行っての登記です。この場合,農業委員会への届出受理⇒地目畑のまま所有権移転登記⇒転用(住宅建築)⇒地目変更(畑から宅地へ)との流れでものごとが進んでいきます。

ところが,この依頼者から,金融機関が畑のままだと住宅が建たないと言っている,とのクレームが入りました。畑ではダメだから宅地にしろ!たくさんお金を払っているのにどうして宅地にしていないのか!とのことです。

困ったものです。依頼者が分からないのはともかく,金融機関がこのレベルとは驚きました。農地を転用する届出が受理されている意味がわからないようです。基本的には,家が建ってもいないのに,登記の地目は宅地にすることはできません。登記の地目は結果を報告するものです。

また,クレームを入れる方は,よく分からないことに文句を言う場合は,当事者へ事前に問い合わせをして確認するか,他の専門家に相談して欲しいものです。

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